2009年10月21日

0.5cm違う、靴のサイズ

  


『リラックスした時に、
考え、思いついたことを大事にした方がいい。』

って誰かが言ってたな。
それならいかにリラックスする状態をつくるかってのは靴のサイズが0.5cm違うってことぐらい重要なのかな。

日本人は今でこそ仕事を生活の手段としてとらえたり、合間の余暇を自己実現の道を切り開くものとして扱うようになってきたけど、
戦前までは働くことは美徳とされて、遊びは怠惰って考えが主流だったそうな。

元来農耕民族日本人の生活意識とアメリカの生活様式の流入はおそらく関係しているね。

そういうオイラは今、妹の作った飯を食って、ランニングを終えて、風呂に入って、リラックスしております。


そうそう。
昨年の旅の途中で会ったトモダチが写真展をやることになりましたので、ここでご紹介◎
世界や日本をまわった旅人たちの写真やら映像やら音楽やらを集めて、バーン!と楽しいことをやっちゃうようです。ただ今準備中だそうです。会場は大阪なので、そっち方面の方々ぜひ足をお運びあれ~。
オイラの写真もちょこっと置いてあるので、よろしければ見つけてやってくださ~い。

以下、転写。↓
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■一滴のしずく~旅人写真展~■
(旅人×Free The Children Japan)

旅人たちの写真展を開催!!

『国際協力団体 Free The Children Japan』 と日本や世界を廻った旅人が手をつなぎ、写真や映像、雑貨を展示します。写真展や期間内のイベントを通して多くの方と交流し、つながり、写真展を成功させたい。今回の写真展での出会いをきっかけに、さらに日本全国へ活動を広げていけたらと思っています。
大阪京橋にぜひいらしてください。
当日のボランティアスタッフも募集しています。

【日時】
2009年11月1日(日)~11月15日(日)
平日   18時~朝まで
土日祝日 14時~朝まで

【場所】
『sora-iro.color』

大阪府大阪市城東区蒲生1-13-15
(JR、京阪、鶴見緑地線 京橋駅徒歩5分)桜小橋交差点近く 
06-6180-3416  
http://www.hotpepper.jp/strJ000748313/
★鉄工所を改築したおしゃれなカフェです。
写真展期間中 店長のご好意で、フェアトレードコーヒーを1杯無料サービス。

【料金】
入場無料

【期間内のイベント】
11月3日(火曜日)
11月15日(日曜日)
①17時~18時 FTCJイベント「世界の子どもたち」
 18時~19時 講演会 「旅でわたしが出会った世界」
②19時~   旅人との交流会
(※①の内容は変更になることがあります。事前にご確認ください)
<イベント入場料>
①おとな・大学生500円、高校生以下300円、FTCJメンバーは無料
②2500円(フード込、ドリンク代別途)
※イベント申し込み
tabibitotachi@gmail.com
1、イベント名 ①、②
2、日程(3日、15日)
3、お名前
4、ご連絡先
5、年齢、職業
をご記入の上メールをお願いします。

なお、写真展における販売売り上げや寄付金は
子どもによる子どものための国際協力団体
(特活)Free The Children Japan に寄付されます。
HP:http://www.ftcj.com/index.html
mixiコミュニティ:http://mixi.jp/view_community.pl?id=581517

主催
トモ
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Posted by hiyo at 17:34Comments(0)活動紹介

2009年10月18日

[インド] あなたはインド人

  
 
  


ガンジス川に浸かる。
僕がまだ青い春をすっぱいなぁと堪能していた時に、学校の教科書に出
てきたあの川。


早朝、まだ日が昇る前。暗い路地を牛のウンコに気をつけながら歩いて
川へ向かう。川沿いにでると、早くもボートの客引きが待機していて、
めんどくさそうに声をかけてくる。川にはボートが明かりをつけながら
流れていくのがいくつも見える。

そして、インド人はガンジス川に身を沈めている。

昼間にこの川沿いを散歩して時は、こんな汚いところで身体洗ってキレ
イになるのか?と正直疑問に思ってしまった。けど朝の川はいく分汚れ
ているのを感じさせなかった。

周りのインド人のおっさん達の中へ、細く白い体をさらしながら川へと
向かいガート(階段)をおりていく。

ザボン!!!

落ちた。
階段がすでにヌメっとしていて気がついたら下半身はもう入ってた。ガンジス川が過去の悪い行いを洗い流してくれるのを想像しながら身を沈めて・・・・なんて場合じゃなかった!
ガンガーよ、あんまり汚れたボクの心をこの川が催促したのかい?

水の冷たさに上半身をつけるのを躊躇していると、隣にいたおっさんがボクの手を取り体を沈めるように促してきた。
いやいや、おっさん、日本では心臓の辺りに水をちょろちょろとかけてからね、バタ足して・・・。
おっさんは何かを諭すような顔をしてボクの顔を見る。あぁ、きっとその目にはボクのやってきた悪な行い達が見えているのでしょう。

全身で水の冷たさを感じると、鳥肌立ちっぱなし。鳥になった気分だ。
けれども、思い切って泳いで見ると、意外にも暖かく感じる。
それと、水に触れている肌がピリピリと刺激を感じるのは気のせいかしら。

ザボン!!!

誰かがまた滑って落ちたらしい。
間抜けなヤツめ、一体どんなヤツだ?・・・・


って、


インド人かよ!! 

  


Posted by hiyo at 20:01Comments(0)インド

2009年09月27日

[インド] ○○したい

 


地元で、久しぶりに会った友達が言った。
「オレ何かに縛られてたいんだよね。」

そしたら、以前先輩の芸術家が言ったことを思い出した。
「どうせ支配されるなら一番大きなものに支配されたいな。」

なるほど。と納得してみた。
じゃあ一番小さいものはどうなんだ?

・・・・・それは結局同じことなのかも。

旅の途中、チベットで出会った演出家がちょっと間を空けて言った。
「大事なのはフィーリングだよね。」



ボクは一番小さいものに支配されるのもいいと思った。

今日も夕食はカレー。
好きだと言っていたあいつと食べたい。   


Posted by hiyo at 12:42Comments(0)インド

2009年09月22日

夜な夜なと

      

ランニングをしております。

まぁ夜だし、誰も見てないからってテキトーに選んだウェアを着て近所の周りをグ~ルグル◎

明日のためにとっておきたい体力をなぜ使ってしまうのか?と体からわきおこる疑問を振り切るため、体操はほどほどにして早々と走り始めるのがポイント。

いや~、まぁ確かに出だしはちょっとまぁあれですけど、いくらか走って汗がにじんでくる頃には、体も乗ってきて気持ちよく足が動きます。

夜風が心地いい。
スポーツの秋とはよく言ったもんです。



さて、ここからはむか~し、むかしのお話を。
今年5月に行った写真展のご報告をさせていただきます。
           

       

       
『写真展 -世界を歩いて-』
期間:2009年5月2日~5月6日
場所:富士市立図書館 館内ギャラリー
時間:10時~17時

は、350人以上のご来場をいただけました。
ありがとうございます。
これだけの人に自分の切り取った世界の瞬間を見ていただけるっていうのは嬉しいものでした。
わざわざ足を運んでくれるだけでも十分有難いことですが、中には、おぉ写真展やってよかった!と思える言葉がけをしてくれる方々がいて励まされました。

「自分がその場所に行ったような気になれるね」っていうおばちゃん。
「こういう写真を見ると自分も行きたくなっちゃうよー。」っていうおじさん。
「旅の話もっと聞かせてください」って目をキラキラさせている学生さん。
「またどこかでやってほしいわ」っていう市内小学校の先生。  などなど。

その日、偶然会った人たちと写真を見ながらあれやこれや話をする。
そんな感覚は旅での人との関わり合いに似ている気がしました。

また写真展をやろうと思います。
25歳、秋。今日はうまいラーメンを食いにいこうかと思います。


     


Posted by hiyo at 11:24Comments(0)活動紹介

2009年09月22日

[インド] さっそく

    




早朝、インドを目の前に国境の町で目を覚ます。
汚い宿だし夜も停電してたけど、まぁ100ルピー(200円くらい)ならいいかとチェックインド。
それにしてもここの宿。よく250ルピー→100ルピーまで一気に値段を下げたよな。見逃すより確実に仕留めたかったんだろうなぁ。
さぁ朝ごはんは何を食べようか・・・

ってやっぱりそんなわけなかった!

チェックアウトを申し出ると、受付のお姉さん(額の中央には、インド人と言えばこれでしょ!?という例のあれをしっかりとつけている)が不機嫌そうな顔で「250よ」と言ってきた。

アホか!

すぐに「え?昨日のスタッフは100だって言ったよ?彼に確認してよ。」とワザとらしくも驚いた表情をつくり、こちらの正当性をアピール。
すると、値段交渉をしたスタッフが眠そうな顔して頭をポリポリやって来てこう言った。

「私は100ルピー『マイナス』すると言ったんです。だから250ルピーから100ルピーを引いて、150ルピーを払ってください。これはあなたのミスです。」

そうか。確かにそうかもしれない。ボクの英語力のせいにされたら、なんとなくこちらが悪いような気がしてくる。
が、こんなこともあろうかと確実に念を押して100ルピーだということをそのとき相手に確認しておいたんだ。

「いや、あんた確かに100でいいって言ったよ。だから、おまえのミスだ。」
とボクが言うと、また相手は同じ説明を始めた。

「私は100ルピー『マイナス』すると・・・・」

「いやいやいや、本当にここに100で泊まれるのって二度も確認したでしょ?だからアンタのミスだってば。」
するとまた、

「私は100ルピー『マイナス』すると・・・・」

もう説明はいらん!

そういって受付に100ルピーだけ置いて宿を出る。
奴らは追って来なかった。自分の非を認めたのかい?
デビュー戦、対インド人。

勝った。   


Posted by hiyo at 10:39Comments(0)インド