2009年03月08日

[中国] 電車のミイラ

    

身柄を拘束された!


気分になった寝台列車のHARD BED中段。
大きいバックパックは下に置いておくと邪魔になるうえに、防犯のこともありベッドに載せるしかない。残った隙間に細身の体を滑り込ませると、棺おけに入れられたミイラのごとく身動きがとれなくなる。ミイラとの違いは包帯グルグル巻きか、そうじゃないかだろう。
ん~~、狭っっ!

こんなとこで寝れんのかなーと、左を向いたり右を向いたりできずに上ばかり見る。ドラさんのスモールライトがあればこんな時便利なのになぁ、あ、だったらどこでもドアがあればもっといいわけで・・・とか考えていたら

寝た。
重いバッグを背負って歩くと思いのほか疲れてしまうようだ。体は正直。

目が覚めるとまだ夜が明ける前だった。
そりゃそうだ。寝たのはおそらく夜8時くらいの時間である。
身動きのとれないことから今日が昨日の続きであることを思い出し、頭だけを動かしてまだ暗い車内を見ようとする。
窓の外でうっすら空が明るくなっていくのが見えた。その手前で中国の景色が次々と流れていく。見たことないはずの風景だけど、目に焼き付けなければと必死になるような思いにはならない。おそらく日本に似ているからだ。
車内放送が聞こえてくると、見ている景色は日本なのに、聞こえてくるのは中国という不思議な感覚を味わった。


体を起こしてみると、昨晩まで誰もいなかった反対側の下段ベッドに16歳ぐらいの女の子がいた。無防備に投げ出した足とTシャツの隙間から見えるお腹にドキリとしてしまった。いやいや、ボクはそんなの気にしませんよと装うけど、しっかり気にして得した気分です。
何の動物か分からないぬいぐるみを抱えている。

あ、きっとこの子も一人旅だ。

中国の別の場所でも一人旅行らしい若い女の子がバッグと一緒にぬいぐるみを抱えているの何度か見た。
もし日本ならこの歳でぬいぐるみを抱えて歩いていたら少し変に思われそうな所だけど、中国では様子が違うようだ。
「はじめてのおつかい」のような「はじめての一人旅」なのかもしれない。

遠い親戚の家にでも遊びに行くのかな?
HARD BEDに挟まって想像してみるのであった。   


Posted by hiyo at 13:47Comments(0)中国

2009年03月04日

2009年 1月

はっっっくしょぃ!!!

ふあー、さーむいです。今日。
今住んでいるところ、雪降ってましたよ。雪が。もう三月だってのにねー。
どうせなら積もってくれればよかったのに、今やもう雨に変わってしまった・・・。雪ダルマよ、また来年。

さて、今回は1月にやった旅の報告会のご報告◎
なぜならさっき[中国]の旅日記を書いていて、出来上がったところで全部消えてしまったため。かなしすぎた。もう貝にでもなりたかった。どうせならホタテ貝に。


    
■世界一周写真と共に語るパーティー☆■
NPO法人青空熱血先生養成塾 主催

○日程:1月31日
○場所:静岡県静岡市 「Global Taste」
   (静鉄県立美術館から徒歩5分)
○時間:17時~19時
○お食事代:学生1000円、社会人2000円(食べ物)
 飲み物は各自別途ご負担(酒500円、ソフトドリンク200円)

注):このイベントはすでに終了しております。

このイベントでは、新しく知り合った方や、学生時代からの友人と久しぶりに大人数で楽しい時間を過ごしました。中にははるばる長野、東京、山梨と県外からやって来てくれた友人も◎そして、さらにその中には二次会まで付き合った後、次の日の仕事のために寝ないで車で帰った友人も。 たまに仲間と集まって、自分の居場所を確認するのって素敵なことだと感じました。
オイラそんな繋がりを大事にしていきてーです。

自分の旅の話はというと、段取りと下準備不足で見づらかったり、聞きづらい思いをさせてしまったかもしれません。まだまだ経験不足、修行不足。次はもっとおもしろいことができるように今回のことをきっちり反省して、またくだらない事いっぱい考えていきたいです。



雪といえば、「春の雪」(三島由紀夫原作)という映画を何年か前に見ましたが、主人公に共感できるところもありオイラは好きな映画でした。


  


Posted by hiyo at 01:24Comments(1)活動紹介

2009年02月26日

[中国] ちょっと違うよ


 
他の店は閉めてしまう時間であってもコンビニは閉まらない。

上海も同じだった。

街灯以外の光はほとんどない通りでも、ピッカリピカっと白い光がガラスから自己主張している。

店内に入ると少し狭い。

だけど、所々、日本のコンビニと似ている。

レジの横に肉まんらしきモノが売っている。同じだ。

そして、チマキらしきモノもその隣に置いてある。ちょっと違うね。

「これください」

「温めますか?」


  


Posted by hiyo at 14:50Comments(0)中国

2009年02月24日

[中国] はじまりはじまり

朝、6時前に目が覚めた。

同じ部屋の宿泊者たちを起こさぬよう、カメラを片手に外へ出る。
宿を出る時に従業員のおじさんに声をかけられたけども、中国語だったのでよく分からなかった。

街はまだ涼しくて薄暗い。足取りは軽く、地図に載っている「人民公園」まで歩いていくことにする。

15分も歩いたらそれらしき公園を発見。
思っていたほどは大きくなかったので、感想は「ふーん」である。
中を歩くと、ポツポツと太極拳らしきモノをやっている人たちがいた。

スッ。スーッ。スッ、スッ。
と体を格好よく機敏に動かすおっさんもいれば、ずーーと同じポーズで動かないおじいちゃんもいる。

    

ボクは早速中国というものを体で感じようと見よう見まねで体を動かしたり

しなかった。適当な所を見つけて適当に座ると公園の様子を適当に眺めた。
気持が落ち着いてくる。充実感と旅への期待がドヤドヤ膨らんできた。
都会の街ながらに朝のヒヤッとした空気は脳みそを引き締める。


チュン、チュン、チュン。

ほら、鳥だってこんな都会で朝を歌って・・・

       


閉じ込められてる!!!


公園の雰囲気を盛り上げていた鳥たちは捕らえられていた。そう、借金の肩代わりにサーカス団へ身を置く者のように。これまた適当だけど。
鳥カゴに入れて木に設置してあるといった様子だ。
それを見て残念な気持にはさほどならなかったけど、ここでも都会の人々はリフレッシュを求めているのかもねと思った。「自然を演出」って言えばカッコいいけど、「自然のこじつけ」って言ったらなんだかおもしろい。

時間が経つにつれて、園内にも人が増え始めた。さっきまでゆっくりだった体操の人も体が温まってきたのか動きが早くなったり、バドミントンをする親子がでてきたりした。
公園の外からも賑やかな音や喧騒が聞こえてくる。


一日が始まった感じがしたので宿に戻ることにした。  


Posted by hiyo at 01:51Comments(0)中国

2009年02月21日

2008年度末 活動ご報告

うはー。
ウメの花ってかわいらしいなー。

っとドライブの途中でちっさく感動したのはhiyoです。



旅後のオイラの活動をお知らせさせたいただきます。
プロフィールに「教育活動」って書いてあるけど、実際にはどんなことしてるの?
帰国してから何やってんの?
犬のしつけはどうすればいいの?
腹減ったんだけどー?


とご質問等いろいろあると思いますので、一度この場でまとめてご紹介させていただきます。

うん?
興味ない?
まぁまぁそう言わずに~◎



        
      ①常葉学園大学ART GALLARY にて仲間と共に「世界を知ろう」写真展
        2008年12月1日~12月13日


        
        ②国際理解教育セミナー「アースカレッジ in しずおか」にて
          写真と教材を展示させていただきました。
          主催:静岡県国際交流協会主催
          2008年12月13日


        
     ③NPO法人開発教育FUNCLUBさん主催で「ひよしの世界一周の旅 報告会」
       をやらせていただきました。
            2008年12月27日

注):三つともすでに終了しました。


旅から帰ってから間もなく、こういった機会をいただけたのは非常に有難いことでした。
最初は自分の中で整理できていない部分があったため若干のためらいもありましたが、自分の旅を振り返り見直すきっかけとなり、いい経験になりました◎イラストレーターやパワーポイントの使い方もちょこっとだけ覚えました。
旅もそうでしたが、こういうのも自分一人だけじゃなかなかできないんですね。
関係者の皆様、ありがとうございます。

今後もまた自分の旅の体験や写真などを使って人のお役に立てるようにアイディアをひねり出していきたいと思います。


ではでは。
今日はこれからぷらっと出かけてきます。天ぷらっと。


  


Posted by hiyo at 17:34Comments(0)活動紹介