2009年08月31日

[タイ] 時に日本人はワサビが苦手

     




タイの飯というと、トムヤンクンとか「辛い」ってイメージがあったけど・・・

実際はそんなに・・・


辛っっっ!!!


・・・。





 辛くない食べ物もたくさんあるけど、ここ最近は毎日食口をヒリヒリさせている。タイの友人たちと食事をともにしているせいでもあるのだけど、料理の中に必ず一品は辛いものが存在してる。時には、全部辛い。ボクは辛いのが好きだけど、さすがに食べ過ぎたせいか、口の端っこが荒れた。

 友人はというと、「全然辛くないよ」と赤いスパイスを大さじスプーンいっぱい足してる。器の中が赤いですけど・・・。タイの女性が細いのはカプサイシン効果ですか?

 でも、中には辛いのが苦手なタイ人も結構いるので、タイ人だから辛いのが大丈夫ってわけではないらしい。そういえば、日本にもわさびが苦手な人はたくさんいるっけなぁ。どこかで、日本人はみんなワサビ大好きだって思われているかも。

 明日もきっと辛いだろーなー。    


Posted by hiyo at 22:59Comments(0)タイ

2009年08月30日

[ラオス] 川で酔っ払う

 


ビールよりウィスキーのほうがいいな。ビールで酔うと気持ち悪くなったりするけど、ウィスキーだとなんだか心地よい。 


そんなことを思いながら、メコン川をボートの堅い椅子に座りくだってゆく。二日間の移動。右側はタイ、左側にはラオス、中央には昼間っから酔っ払ったボクがいた。6時間ボートに乗るわけだから、せめて少しでもリラックスして時間を過ごしたいと、出発前にウィスキーの小瓶を購入。 めっぽう酒の弱いオイラはウイスキーなんて大人な代物を買う自分にすでにメロメロ。

 周りの人はほとんど外国人で、彼らもまたビールやらワインやら弁当やら何やら持ち込んで、思い思いにワイワイとやってる。ボート内は少し楽しい雰囲気。ボクも酔いがまわってくると、寝るには厳しい場所だったけど、ウトウトと眠ることができた。

 ただ、大きいバッグにビスケットを入れたのは失敗だった。周りが食べている中、自分は腹ペコで過ごさなければならなかった。反対側の席の人が食べてた、フライドライスがうまそうだった。ボート内で買う食べ物は高いので手が出せず。。。

ツーリストらしき女性:ちょっと、あなた。

オイラ:はい?

ツーリストらしき女性:よかったらこれどうぞ。

オイラ:☆☆☆☆☆

救いの手とはこのことだ!。前の席に座っていた南アフリカ出身の老夫妻がソフトキャンディーを一握りくれた。
タイのチェンマイで買ったというそれの味に感心、夫妻に感謝。

心地よかったのはメコン川が醸し出すゆったりとした空気だったのかもれない。  


Posted by hiyo at 22:40Comments(0)ラオス

2009年08月19日

気がつくとそこは

そうだ。

思えば、二年ぶりの日本の夏だ。

日中に「ミ゛ーン!!ミ゛-ン!!」と鳴きわめく蝉の声も、そう改め考えてみると日本の夏には欠かせないものだって気づく。
カンカン照りの青空の下で、蝉の鳴かない、音なしの空間があったら何か足りない気がしそうだ。

あ、そうだ。

おいら、4月から小学校ではしゃいでます。働いてます。リリ。
学校が夏休みになってようやく余裕ができたので、日記を書いております次第です。ございます。

夏休みに入る最後の週に、五年生の女子からこう言われました。

「先生!先生なのに子どもの心があり過ぎ!(笑)」

五年生の子どもがそんなことを言うのにビックリするのと同時に、「え?あ、そう?」なんつって嬉しくなったりして。どこを見てそう思ったのかは分からないけど。

最近、前からひそかに興味を持っていた芸術家ピカソさんについて調べましたら、こんな語録がありました。

「誰でも子どものときは芸術家であるが、問題は大人になっても芸術家でいられるかどうかである」

「ようやく子どものような絵が描けるようになった。ここまで来るのにずいぶん時間がかかったものだ」

どうしてそう思うのですか?とピカソんに聞いてみたい。
分かるような気がするが、それは気がするだけ。竹。
彼の経験してきた中で何がそう思わせているのかを知りたい。



そうだ。
中国で会ったイギリス人の音楽家カップルは散歩中に見つけた蝉の鳴き声を珍しそうに録音してたなー。
  


Posted by hiyo at 14:58Comments(0)活動紹介

2009年05月07日

[カンボジア]  日常をつくるモノ

   



旅を始めてからあと少しで3ヶ月になる頃に、
ふと思ったのでございます。

旅ってのは・・・日常?非日常?

町から町へ国から国へ移動しているので非日常な気分もございますし、
それを繰り返してパンツを裏返したり、洗ったりをローテーションしているので日常な気分もございます。
「非日常の日常」ってことですか?
おかしなことになってます。

ミラクルワールド★  


Posted by hiyo at 23:24Comments(0)カンボジア

2009年05月05日

[カンボジア] 物売りのトモダチ

   


アンコール遺跡群を自転車で周った。

もともと自転車を持っていったわけじゃなく、町で自転車を一日だけレンタルした。

早朝、日が昇る前に宿を出発。キコキコキコキコ。
地図を持って遺跡を見てまわるのはまるでスタンプラリーでもしているような気分だ。
途中、村人や子ども達が声をかけてくるので、両手離し運転でおどけてみせると、空を叩くような気持の良い笑い声が通り過ぎた背中に返ってきた。
ほっほーぅ!!
嬉しくなって、どうやったらもっと笑わせられるか!と自転車の上でおかしな格好をいろいろ試した。

夕方、日が沈むのを遺跡から見ようと考えたボクはビューポイントの近くで体を休めることにした。
一日後先考えずに走りまくった体はガタガタのクタクタだった。おまけに喉もカラカラ。

座って池を眺めていると、物売りの子ども達がやってくる。
5~6人の小学生以下の女の子達はそれぞれが自分の家で販売しているお土産物を手にしている。
その中で一番歳上らしき女の子がボクにズボンを勧めてきた。
思いのほか、好みのデザインで値段も安かったので、
「もうちょっとみせてもらえる?」と言った。
女の子は喜んで自分の店に戻っていく。

すると、ボクを取り巻いていた子ども達の後ろで、見覚えのある顔が浮かない顔でこちらを見ていた。
午前中に、この場所を一度通ったときに、一緒に遊んだソカンという女の子だ。9歳くらい。
ボクの方に近づいてくると、
「午前中には私のお店でぜんぜん見てくれなかったのにどうして?」
と涙ぐんでいる。
確かにその子が最初に自分の店を見ていってほしいと言ってきたが、そのときは全く取り合わなかった。

何か悪いことをしたような気になった。
もしこの子の親が仕込んだ涙ながらの芝居なら本当に大したものだけど、ちょっとそういう風には見えない。
さっきの年上の女の子が戻ってきたが、ソカンの目の前でその子の物を買うのは気が引けたので断ることにした。

「なんでよー。せっかくもってきたのにー。」
と年上の女の子は怒り始めた。当然だ。
しかし、疲れていたので事を収拾する余裕がなかった。
日の入りには少し早いが、夕陽の頃合になってきたのでその場を去ることにした。

ソカンにあいさつをすると、ほかの子が足を止めている中、彼女はついてくる。何も言わない。
少し後ろを歩くソカンに「ごめんね」と言うと、「ダイジョウブ」と片言の日本語がぶっきらぼうに返ってきた。
自転車に乗って「それじゃあ」と言うと、ソカンは「バイバイ」とそれに続けて冗談ぽく「お兄さん飲み物買う?」と言った。
笑って断ると、その場を離れた。

10mほど行くと、
「バイバーイ!」
と女の子のグループに戻ったソカンが小さく手を振っていた。


その後、太陽は地平線に沈んだ直後に一番雲をオレンジに染めていた。




 

  


Posted by hiyo at 22:50Comments(0)カンボジア