2010年04月21日

[ヨルダン] できる!

    


ここはヨルダン。

ヨルダンと言えば、塩の湖「死海」。いつだか社会科の資料集で見た記憶がある。

どうやら驚くほど体が浮くそうで、足がつかないようなところでもプカプカ~っとしてしまうらしい。町に売っているポストカードなんかを見ると必ずと言っていいほど、死海の上で(中で?)浮きながら新聞を読んでいる美女の写真が映っている。

で、ボクはというと、死海で筋トレをやってみることにした。


湖全体の色は青く、岸に近い方は水色をしている。岸から50Mほどの辺りから紺色の水に変わっていた。その色はまるで海だ。
でも、対岸にイスラエル側の岸がしっかりと見えるので海と見間違えることはないと思われる。
岸辺には多少のゴミが転がっているけど、水は透き通ってキレイだった。浅い場所なら水の底が鮮明に見える。

沖に向かって歩いていくと、足の裏が痛い。塩の結晶が以外にも固く鋭く足にささってくる。足を切らないように入るときはちょっとばかし慎重に。
腰まで水位がくると、水に体を投げた。おかしなことに体が沈まない!というよりは沈むことができない。水に少しとろみがついたような感触。肌がすべすべになるってより、それが体の表面を覆っているみたい。

早速、筋トレ開始。

まずは腹筋。
できた!!!
バランスをとりながら体を起こす。上体を起すたびに足がバシャバシャとしぶきをあげる。それが顔にかかったり、口に入ったりするもんだから長くはできない。だって、苦い。塩なのにしょっぱいより苦いんです。結局、5回しかできなかった。いや、5回もできた!

次に腕立て。
できるはずない!!!
一応その形をとってチャレンジしてはみるものの、さすがに水面に腕を立てるなんてのは無謀であり、もがいて終わった。。。苦げぇ。


さて、
水から上がり、体を乾かすと今まで見たことない現象が起こった。


        

体の表面が大量の塩に覆われている!塩人間だ!白いら!


ヨルダン首都のアンマンはダウンジャケットと寝袋で寝てしまうくらい寒いのに、そこから車でたった一時間のこの湖では裸で泳げちゃうくらいの気温。

あぁ、なんて、
フシギシカイ。 

  


Posted by hiyo at 00:43Comments(0)ヨルダン

2010年03月24日

[パレスチナ自治区] 事実



        

パレスチナ自治区、ジェニンに行く。

「2002年に大虐殺があった」と言われている場所だ。
自爆テロ(自爆攻撃)の出身者はここが多いとされる。
それ故にイスラエルはこの町を攻撃した。

実際にどれだけの人が死んだか定かではない。
パレスチナ側は被害をアピールするために、その数を誇張していることも考えられる。
イスラエル側は「虐殺なんてない。武装している兵士だけを攻撃した」と主張する。


確かなことは、
町は傷ついていたこと。
町は崩壊した建物や銃痕が残っていたこと。
町は再建されているように見えたこと。


それも、
パレスチナ側がイスラエルに罪をきせようとあえて破壊している可能性がないわけではない。
どういうわけか、
イスラエル側は国連調査団の入域を認めなかった。

現地に来ても、何を信じていいのか分からない。
遠い日本にいたなら限られた情報の中でどう判断すればいいのだろう。

確かなことは、
ここで兵士が殺されたこと。
難民キャンプにいた子どもの額に傷が残っていたこと。
 

  


2010年03月23日

虫食いのパン

     

見た目よりしっかりジャムが入っています◎

すももに、りんご、オレンジ、洋梨、イチゴのジャムが。

パンの中に詰まっています!



最近「はらぺこあおむし絵本パン」というのが発売され、
スーパーでも売られているようです。
以前、「はらぺこあおむし×英語×スペイン語」の企画をして下さった保護者の方がそれを見つけて買ってきてくださいました。

「チームはらぺこあおむしとしては外せないですよね!」
そんな言葉を添えて。

                    

と、同時に学校の司書さんもオリジナルのブックアクセサリーを作ってくれて、
プレゼントしてくれました☆
こちらもはらぺこあおむしをモチーフにしています。
本に挟むとニョロっと出ます。
手作りだからより愛着が沸くワク。

読書を中断して、あおむしをはさむ。
あぁ、
ますます読書が好きになりそうです。    


Posted by hiyo at 18:11Comments(0)活動紹介

2010年03月12日

[パレスチナ自治区] 遊牧民族

      


エルサレムからイスラエル軍の検問を通り、パレスチナ自治区へ行く。

エリコ(ジェリコ)という町。
この町のことを日本ではあまり知られていないが、ジャズが好きな人は「ジェリコの戦い」というスタンダードナンバーを知っているかもしれない。
当然、宗教的・歴史的な由来が存在しているが、ボクがここを訪れた理由はそれらじゃない。
ただ『最古の町』とされていることと、「海抜マイナス250M」と世界で最も標高の低い町ということに興味を魅かれた。

町はずれのある教会に向かっているとベドウィン(遊牧民族)に会った。
その男はロバに乗っていた。
写真を撮らせてほしいと申し出ると、引き受けてくれる。
しかし、何か浮かばない顔をしていた。

話したのは彼の本心だったのか、日本人のユダヤ人に対する意識を変えたいというPRだったのか。
どちらにしても「助けを求めている」そんな思いが伝わってくるようだった。
言葉はどっと口から溢れる。

俺達はこの地域から出ることを許されていないんだ。遊牧民なのに。仕事も、食べものも、行く場所も、お金もない。まるで飼っている動物と同じじゃないか。生活がきつくて自殺する者だっているんだ。もう殺すなら好きにしてくれ。
他の国へは逃げられない。俺達は「テロリスト」だと危ないことになっているからね。
もしユダヤ人をパレスチナ人が殺すと、そのパレスチナ人の家族は皆殺しになる。子どもも女も。
何が平和だよ!
何をやっているんだ!
アメリカは俺たちを危険だ、危険だと言う。
何をやっているんだ!
ロバに乗っているだけじゃないか!

口から出る不満とともに助けを求める声は彼の表情から出ているようだった。

ボクは思った。
彼の言っていることは事実かもしれない。しかし、その一方でユダヤ人の徴兵された若い兵士の中にもまた死や権力を恐れている者が多くいることだろう。

彼の言葉と表情が一番印象に残った町だった。     


2010年03月07日

抽象的ねらいの持つ価値とは?


     


1月からは…

『計画』ってことを意識しています。あれです、今年の抱負ってぇヤツです。
ここまで2ヶ月計画的に物事を進めてきたかどうかといえば…昨年よりは見通し持ててるかなーと思います。ってか今までが見通しなさすぎ。笑

「思い立ったらすぐ行動!」
って、自分のなかに生じた感情の高まりや衝動を利用して行動に結びつけるのは以前より得意になりました。
けど、昨年を振り返ってみると、言わば思いつきで行動したことは、為せるワザが小さかった。得られる満足感や達成感もほどほどに。

なんで今年からはちっとばかし溜めをつくって(計画)、大きなアクションを目指します。まずは5年先を意識して。
20代のうちにやっておきたいことを計画的にやって、その先の自分につなげていきたいです。

plan(案)→ schedule(予定)→ project(企画)


うーん、話が抽象的だ。。。
でも、漠然としているのとは差別したい。

そういえば、
昨年の抱負『思い切りをよくする』
は『自分の中の優先順位を知っておくこと』によって、あるタイミングでの気持ちの瞬発力を高めるものだと感じました。
これは覚悟を決めておくということになるんでしょうか、そんなものかと思います。

あれもこれも詰め込み過ぎたバッグを持っては歩くことさえままならない。でもどうしても大切なものが増えたりするので、多少重いバッグも持てるように自分自身も鍛える。とか。


ははは、やっぱり抽象的だ◎   


Posted by hiyo at 23:35Comments(0)ごあいさつ